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快気祝いのマナー
快気祝いを贈る時期
快気祝いというのは、病気が完全によくなったときに贈るものなので、闘病中や入院中に贈る必要はありません。在宅治療だった場合は床上げ後、入院治療を行っていた場合は退院後に贈るようにします。
だいたい、床上げや退院から10日間くらいまでに贈るのがマナーとなっていますので、あまり遅くならないようにしましょう。とはいえ、退院後でも闘病疲れで体調が万全でないこともあるでしょう。そういった場合はあまり無理をすることはありません。快気祝いというのは病気が完治したお祝いなので、体の状態が完全によくなってから贈ればよいですよ。
快気祝いを贈る相手
現在の快気祝いの考え方からすれば、快気祝いを贈る相手は病気のときにお見舞いに駆けつけてくれた人たちや、お見舞いの品物を贈ってくれた人たちだけでかまいません。お見舞いをしてくれたことへのお礼だと考えればいいわけです。
とはいえ、もともとは病気中に心配してくれた人や迷惑をかけた人にも贈っていたものですから、他の人にも贈りたければ贈って問題ないわけです。たとえば、病気療養中に電話やメールなどで励ましてくれた友人や、会社を長らく休んでしまった間に仕事を引き継いでくれた同僚や、仕事の調整に奔走してくれたであろう上司にも贈ることができるわけです。特に会社関係の人には、迷惑をかけたのですから何か贈ったほうがいいと考えるのが自然ですものね。
また、入院中に世話になったお医者さんや看護師さんたちにも、お礼として快気祝いを渡すことがあります。病気が快復したお祝いというよりは、お世話になったお礼という意味合いが強いですね。快気祝いという言い方はせず、「御礼」「心付け」という言い方をして渡すといいでしょう。病院内の方針によっては、金品は全く受け取らない、現金は受け取らないといったことがあるので事前に確認しておいたほうがいいですよ。
快気祝いの相場
普通の人の場合、一生の中でも重い病気になることはそうしょっちゅうありませんから、快気祝いを贈ろうとしてもいくらぐらいのものを用意すればいいのか悩んでしまいますよね。快気祝いというのは、普通の贈り物とは違い、相手の地位や年齢で金額を決めるものではないですよ。
「お見舞いへのお返し」という意味から考えれば、お見舞いにかかった費用やお見舞いでもらった金品の額の3分の1から2分の1くらいが相場になっています。要するに、一般的な贈りものに対するお返しと同様に考えればいいわけです。ただしこれは目安にしか過ぎませんので、もらったお見舞いの品の額が正確には把握できない場合、常識的な範囲で贈れば問題ありません。お見舞いでもらった品物よりも少しランクダウンする感じで考えればいいでしょう。
快気祝いにふさわしい品物
快気祝いに贈る品物は、「病気がきれいさっぱり治った」という意味をこめて、洗い流すためものや使ったらなくなるものを贈るのが一般的です。
病気を洗い流すという意味があるものとしては、石けん・洗剤・タオルなどがあります。使ったら残らずなくなるという意味があるものとしては、食べ物・飲み物・調味料・石けん・洗剤などがあります。
最近では簡単に手に入れられて、もらった人がいろいろな用途に使えるということで、デパートなどの商品券も人気があります。とはいえ、贈りものはネットでも買える時代ですので、品物を購入して贈るのもそんなに手間ではありませんよ。